諸島内で一番古く大きな火山島。時々噴火が起こり、ゾウガメがヘリコプターで救助されているニュース等を見たことがある人も多いと思う。最後の噴火は1998年9月のセロアズル火山。 塩水のクレータ湖の淵を上ると、溶岩に覆われた大地を見渡せる。 波打ち際にはガラパゴスペンギンが多く観察できる。
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イザベラ島の朝
( Morning of Isabela Isle )
いまも活動中の6つの火山が連なってできている諸島最大の島。南部に町があり、ヤギや犬等の移入動物による問題も浮上している。
タガス入り江とダーウィンレイク
( Tagus Cove & Lake Darwin )
タガス入り江は、マグマの水蒸気爆発によって形成された凝灰岩の入り江。ダーウィンも1835年9月29日に訪れている。
ヨウガントカゲ
( Lava Lizard )
テリトリーを守るための威嚇、あるいは求愛に、「腕立て伏せ」行動をとる。その時に頭を上下に振るが、その振り方が各島で違うパターンをもつことが知られている。
ガラパゴスペンギン
( Galapagos Penguin )
南極を中心に、おもに南半球の寒冷地に分布するペンギン類17種のうち、熱帯域に生息する唯一のペンギン。南米大陸南端に生息するマゼランペンギンやフンボルトペンギンと同族で、ペルー(フンボルト)海流に乗ってガラパゴス諸島へたどりついた。
オオアオサギ
( Great Blue Heron )
立つと140cmもの高さになり、ガラパゴス諸島に生息する鳥類のなかではもっとも背が高い。諸島内に広く分布。
オオアオサギ
( Great Blue Heron )
採餌は沿岸の魚を常食にするが、小さなイグアナや孵化したばかりのウミガメの子どもも捕食する。黄色いくちばしは、繁殖期には赤みをおびる。
ガラパゴスペンギン
( Galapagos Penguin )
群で暮らすペンギンはテリトリーをもち、侵入者をくちばしでつついて追い払う。 水温によって採餌の方法を変えることが知られており、水温が高く魚がまばらなときには単独で獲物を追い、水温が低く(23℃以下)で餌生物が豊富になると、20羽近くが群をなして共同で採餌を行う。
アオアシカツオドリ
( Blue-footed Booby )
カツオドリ類の営巣地は、どこもその糞で真っ白である。アオアシカツオドリの青い足も、糞で真っ白になっていることもある。
小型ボートによる断崖の観察
( Observation of cliff by skiff )
ガラパゴスエクスプローラ号には、小型ボートが4台収容されており、それを毎回クレーンで降ろしながら各島へ上陸する。90名定員の乗客を6班に分け、ピストン輸送を行う。
ガラパゴスペンギン
( Galapagos Penguin )
同族の他の3種(マゼラン、フンボルト、ケープ)とくらべて、もっとも小さく、くちばしはもっとも長い。時速40kmに達する速さで水中を駆けぬける。きまった繁殖期をもたず、水温が23℃以下になり、餌が増えると繁殖を開始する。
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